女性が食いっぱぐれない資格とは？おすすめ10選と注意点を解説

リストラや病気、離婚など、人生何がおこるか分からないと不安に思うことってありますよね。

安定した職を手に入れるため資格をとろうと思っても、たくさんの資格があって、どれを取ったらいいのか迷ってしまった人もいるかもしれません。

結論から言うと、「とっただけで食いっぱぐれない資格」はありません。

とはいえ、「食いっぱぐれしにくい資格」や「食いっぱぐれしにくい仕事」はあります！

この記事を読めば、あなたにあった女性が食いっぱぐれない方法がわかりますよ。

とくに何となく不安を感じている人は、「食いっぱぐれないためにどんな選択肢があるのか」を知ることで、不安を軽減できますよ。

先に結論をお伝えすると、次の資格です。

どんな働き方がしたい？	どんな人におすすめ？	おすすめ資格
将来的に 独立したい	勉強時間を確保できる	行政書士
シフトで 仕事がしたい	接客がすき立ち仕事OK	登録販売者
	女性が多い職場	医療事務
就職したい	医療・介護業界 人と接するのがすき	調剤薬局事務 介護福祉士
	子供がすき体力に自信あり	保育士
	営業がしたい 不動産業界ではらたきたい	宅地建物取引士
	プライベートで使える 銀行・保険会社で勤務	ファイナンシャルプランナー
	事務職がいい	日商簿記 MOS

【女性が食いっぱぐれない資格とは？】おすすめ10選

ファイナンシャルプランナー

FP(ファイナンシャルプランナー)は、家計にまつわるお金の専門家です。

税金、保険、年金、住宅ローンなど人生にかかせない知識が幅広く学べます。

金融機関や保険会社の就職・転職に有利になります。

さらに、お金の専門家として副業や独立する人もいるんですよ。

お金にまつわる資格なので、流行りすたりがなく、長期的に活躍できます。

また、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、Webライターとして保険や金融関係など単価の高いジャンルに挑戦できます。

日商簿記

簿記とは、会社のお金の流れを帳簿に記録するルールのことです。

• 経理の仕事がしたいひとは、簿記2級
• 自分の経理をするひとは、簿記3級

をとりましょう。

ただし、簿記2級をもっていても未経験で正社員採用は、正直むずかしいです。

すでに経理をしているひとのスキルアップ、もしくは派遣であれば未経験でも求人がありますよ！

なりたいライフスタイルに合わせて、勉強する資格を決めましょうね。

また、フリーランスになってじぶんの経理をするなら、基本的な知識がつまっている簿記3級で十分です。

MOS

MOS(マイクロオフィススペシャリスト)は、Word、Excel、PowerPoint等Microsoft Officeのスキルを証明する資格です。

パソコンのスキルは、社会人の必須スキルとも言えるでしょう。

MOSを勉強することで、WordやExcelをつかう時間が短縮できます。

実際、わたしもをExcelの「ピボットテーブル」や「Vlookup関数」覚えたことで、作業時間が大幅に短縮しました。

ただし、MOS資格がないとできない業務はありません。

あくまで＋α的な資格だといえるでしょう。

資格名	マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト（MOS）
受験資格	なし
受験費用	【一般】10,580円 【上級】12,780円（学生は2,000円割引）
学習期間	約40～80時間（最短1ヶ月）
試験日程	全国一斉試験：毎月1～2回日曜日　随時試験：随時
合格率	【一般】約80%【上級】約60%
問い合わせ先	オデッセイコミュニケーションズ

医療事務（診療報酬請求事務）

仕事内容は、病院での受付、電話対応、会計、レセプト（診療報酬請求）、などです。

病院の受付窓口にいらっしゃる人ですね。

医療事務は資格がなくても働けるので、求人があればいつでも就職可能です。

資格を持っていると、業務内容がわかる・転職時に即戦力をアピールできる点で有利です。

働き先も多く、未経験でも求人はありますが、パートがメインです。

また、給与も高くはありません。

資格名	診療報酬請求事務能力認定試験
受験資格	なし
受験費用	9,000円
学習期間	約400時間（1日2時間で約6ヶ月）
試験日程	年2回（7月、12月）、日曜日または祝日
合格率	30％前後
問い合わせ先	公益財団法人 日本医療保険事務協会

調剤薬局事務

調剤薬局事務は、調剤薬局の窓口で受付や会計をする仕事です。

薬の知識必要ありませんが、薬剤師の補助をしたり、レセプト業務をしたりと仕事は多岐にわたります。

また、調剤薬局数は年々増えており、調剤薬局事務の需要は今後も増えていく見込みです。

調剤薬局事務検定は、日本医療事務協会が主催する調剤薬局での報酬事務の試験です。

調剤薬局事務は資格がなくてもできますが、資格があると業務内容がわかり、就職に有利にはたらきます。

資格名	調剤薬局事務検定
受験資格	日本医療事務協会が認定する団体の講座の受講者 受験申請のあった高校・専門学校・短期大学・大学等 受験申請のあった一般受験申込み者
受験費用	5,500円（団体受験：4,950円）
学習期間	約3カ月
試験日程	自宅受験：毎月 会場受験：年6回（1,3,5,7,9,11月
合格率	約90％
問い合わせ先	日本医療事務協会

介護福祉士

介護福祉士は、介護業界で唯一の国家資格で、資格をもっている人しか名乗れない「名称独占資格」です。

介護の職場リーダーとして、活躍できます。

少子高齢化により介護業界は深刻な人手不足なので、「介護福祉士」をもっていれば仕事に困ることはないでしょう。

さらに、資格手当など収入面でも期待できますよ。

ただし、介護福祉士には受験資格があり、未経験から介護福祉士を目指すと最短でも1年はかかります。

登録販売者

登録販売者は、薬剤師がいなくてもドラッグストアや薬局でかぜ薬などの一般用医薬品の販売ができる資格です。

ドラッグストアの増加やコンビニでも医薬品を取り扱うようになってきたので、これからも必要とされる資格ですね。

実際の仕事内容は、レジ打ちや品出しも多く、接客が好きな人におすすめです。

また、勤務先の多くはドラッグストアなどなので、シフト制の仕事がしたい人にはありがたい資格。

さらに薬をあつかう仕事なので、年齢を気にせずに働けます。

ただし、接客が中心なので、もくもくとデスクワークがしたい人にはおすすめできません。

資格名	登録販売者
受験資格	なし
受験費用	12,800～18,200円（各都道府県によって異なる）
学習期間	約400時間(1日2時間で約7か月)
試験日程	8月下旬～12月中旬（各都道府県ブロックごとに異なる）
合格率	約40～50％
問い合わせ先	東京都福祉保健局 関西広域連合 ※都道府県ごとにご確認ください。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産取引の専門家です。

マンションや住宅の営業さんがもっていることが多い資格ですね。

このため不動産会社や不動産管理会社への転職に有利になります。

最近は、きめ細かな接客ができる女性の採用も増えているんですよ。

宅地建物取引士の需要は多く、人気がある資格です。

• 宅地建物取引士しかできない仕事がある
• 不動産会社の従業員5人に1人以上は、宅地建物取引士の設置が義務づけられている

また、意外と営業事務や窓口業務など事務の求人もあります。営業が苦手な人も大丈夫ですよ。

ただし、つぎの点には注意しておきましょう。

• 合格率15%前後と難しい資格
• 登録料、更新料がかかる

登録料や更新料は、会社が負担してくれないこともよくあります。

保育士

共働きが増えるなかで、保育士の需要が増えています。

また、保育所だけでなく、小学校の学童や企業内にある保育所など働き口も多いのが特徴です。

さらに、資格がなくても働くことができるので、仕事をしながら資格を取得することもできます。

保育士に転職した友人は、「こどもたちと一緒にはたらけて、銀行窓口にいるより断然楽しい！」といきいきしていましたよ。

ただし、平均給与は高くないので、「たくさん稼ぎたい！」と思っている人にはおすすめできません。

行政書士

行政書士は、「官公署などに提出する書類の作成」や「官公署への書類提出の代理」をする資格です。

たとえば、建設業をはじめるときの「建設業許可申請書」や相続があった時の「遺産分割協議書」などの書類を作成・提出します。

受験資格がないうえに、士業のなかでは学習時間が短いのが特徴です。

資格名	学習時間
行政書士	約500～1,000時間
社会保険労務士	約800～1,000時間
中小企業診断士	約800～1,000時間

年齢に関係なく働くことができ、まだ女性が少ない資格なので女性がもっていると強みになります。

就職先は、法律事務所や行政書士事務所がメインで、独立開業も目指せますよ。

ただし、独立開業するなら、クライアントを集める営業力が必須です。

また、書類作成だけでなく、クライアントとのコミュニケーション能力が必要となることを覚えておきましょう。

【女性が食いっぱぐれない資格とは？】資格不要のイチオシ仕事はWeb系

IT業界は2030年までに45万人の人材不足が見込まれています。

人材不足であれば、需要が多く食いっぱぐれる心配が少ないですね。

さらにIT関連の仕事は、つぎのようなメリットもあります。

• 資格がなくても始められる
• 在宅でできる仕事が多い
• 副業でも活躍できる

Web関係で女性におすすめの仕事はWebライターとWebデザイナーです

Webライター

Webライターとは、WebサイトやWeb広告などの文章を書く仕事です。

わたしの友人は、完全未経験かつ小さな子供を育てながら、月に10万円以上稼いでいます。

Webライターは、未経験からの求人も多いとはいえ、いきなり申し込むのは勇気がいりますよね。

そんな人は、スクールで学びながら仕事をはじめるのがいいですよ。

Webデザイナー

WEBデザイナーとは、クライアントのWebサイトをデザイン＆作成する仕事です。

インターネットとPCがあれば、フリーランスや在宅でも仕事ができるため、女性に人気があります。

デザイナーと聞くと、イラストやデザインを作成する仕事を思いうかべる人も多いと思いますが、Webデザイナーの仕事はそれだけではありません。

WEBデザイナーは、資格がなくても働くことができ、スキル重視の採用です。

とはいえ、独学でWebデザイナーのスキルを身につけようと思っても、なにから始めていいのかわかりませんよね。

IT関連の資格について知りたいひとは、「マイナーだけど一生食べていけるすごい資格」もあわせてチェックしてくださいね。

【女性が食いっぱぐれない資格とは？】誰も言わないけど超重要なヒミツ

資格をとっただけではだめ

厳しいようですが、資格をとっただけで食いっぱぐれないわけではありません。

社会で求められるのは「資格」よりも「スキル」だからです。

運転免許証をもっていても、初心者やペーパードライバーに運転させるのって怖いですよね。

資格も同じで持っていても、すぐに就職先が見つかるわけではありません。

あくまで資格は「スキルを証明する」ものです。

このことは必ず覚えておいてくださいね。

実は資格は効率が悪い

資格の勉強の中には、実際にはほとんど必要ない知識もあります。

また、一生懸命勉強しても合格するとは限りません。

わたしは5年かけて税理士になりましたが、家庭と仕事を両立していくことに限界を感じ転職を考えています。

残念ながら、時間も費用もムダにしてしまう可能性もあるんです。

最低限これだけは考えておきましょうね。

まずは小さくはじめる

もし、未経験の仕事をしてみたいのであれば、副業で仕事ができないか調べてみましょう。

小さくはじめてみて、資格の勉強をするなり、スキルを磨くなり、必要な知識を身につけていくことができます。

【女性が食いっぱぐれない資格とは？】選び方3つのポイント

資格を活かせる求人はあるか

せっかく資格をとっても、

• 女性むけの求人がない
• 正社員希望なのに、派遣やパートの求人しかない

こんなことはよくあります。

経験やスキルが活かせる資格を選ぶ

転職・再就職は、スキル（実務経験）が重視されます。

未経験では、「せっかく資格をとったのに、なかなか就職先が決まらない！」ということがあるかもしれません。

できれば、経験したことのある仕事に関連した資格をとりましょう。

これからどのように働いていきたいか

やみくもに資格を取っても成功しません。

まずはつぎのことを考えましょう。

さらに言うと、そのために本当に資格が必要なのかも重要です。

資格がなくてもできる仕事はたくさんあります。

目的をはっきりさせることで、挫折するリスクも減らせますよ。

【女性が食いっぱぐれない資格とは？】3つのメリット

就職・転職しやすい

資格をもっているとスキルを証明できるので、就職・転職のときにも有利です。

ほかが同じなら資格をもっている人を採用したくなりますよね。

ただし、転職や再就職は資格よりも実務経験が重視されます。

給与アップが見込める

資格をもっていると、資格手当がでることがあります。

たとえば、ウェルシアのパートを見ても「登録販売者」の資格をもっていると時給が高いことが分かります。

資格手当がないか、働いている会社の給与規定を確認してみるのもいいですね。

独立・開業ができる

独立・開業すれば、定年もなく健康な限りはたらき続けられます。

食いっぱぐれない資格をもっている人は、独立して活躍している人も大勢いますよ。

ただし、独立したあとは、営業力・集客力が必要です。

【女性が食いっぱぐれない資格とは？】3つのデメリット

資格をとるまでに時間がかかる

専門性の高い資格であるほど、食いっぱぐれなく働き続けられます。

ただし、難易度は高く、学習期間も長くなりがちです。

たとえば、行政書士は最低でも毎日2時間勉強して約1年ちかくかかります。

さらに、1年で合格するとはかぎりません。

確実に合格するとは限らない

たとえば、行政書士試験の合格率は10％前後です。

10人に1人しか受かりません。

何年か受験しても受からずに受験をやめてしまう人もいます。

合格できないかもしれないことは、あたまに入れておきましょう。

資格があれば安泰なわけではない

厳しいようですが、資格をとればその後はくいっぱぐれがないかというとそうではありません。

専門性の高い資格であるほど、その後の勉強はかかせません。

実際、税理士や社会保険労務士は法律の改正が毎年あり、改正についていくだけでもかなりの勉強が必要です。

また、独立をしても営業ができないと、食いっぱぐれてしまうかもしれませんよ。

【女性が食いっぱぐれない資格とは？】よくある質問

【女性が食いっぱぐれない資格とは？】まとめ

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とはいえ、資格よりもスキルを身につけた方が、食いっぱぐれない近道です。

とくにWeb関連のスキルは、自宅でもできるので女性におすすめですよ！