ウェブデザイン技能検定は意味ない？3つのメリットとは？

ウェブデザイン技能検定は、ウェブ関連で唯一の国家検定です。

資格をとると「ウェブデザイン技能士」を名乗れます。

とはいえ、ウェブデザイン技能検定は「意味ない資格だからやめとけ」という評判を聞きますよね。

結論から言うと、未経験からウェブデザイナーになりたいなら、ウェブデザイン技能検定はおすすめしません。

ただし、ウェブデザイン技能検定が役に立つ・おすすめな人もいます。

ウェブデザイン技能検定が意味ないと言われる3つの理由

業務独占資格でないから

業務独占資格とは、資格をもっている人しかできない仕事がある資格のこと。

医師や弁護士資格などが業務独占資格にあたります。

実際、ウェブデザイン技能検定をとらずに活躍しているウェブデザイナーも多く、現場では資格よりもスキルが重視されています。

3級は簡単すぎるから

ウェブデザイン技能検定3級は、未経験でも1ヶ月程度で合格がめざせます。

難易度が低い＝意味のない資格だと言われています。

実際、3級はウェブデザインの入門的な内容で、デザインスキルまでは問われません。

このため3級を持っているからと言って未経験での就職はむずかしいでしょう。

実務経験がないと評価されないから

Web業界は資格よりも実績を重視します。

たとえば、採用試験のときは、資格よりもポートフォリオ（過去に作った作品）が重要です。

資格だけでは評価されないので、意味ない資格だと言われています。

とはいえ、独学で就職に役立つポートフォリオをつくるのって、ハードル高いですよね。

【ウェブデザイン技能検定は意味ない？】3つのメリット

基礎から体系的に学べる

必要な知識をバラバラに学ぶのではなく、整理して学ぶことができます。

体系的に学習すると、つぎのようなメリットがありますよ。

• 分かりやすい
• つながりが分かる
• 応用がきく

ウェブデザイン技能検定にチャレンジすることで、理解を深めることができます。

効率的・計画的に学習できる

資格にチャレンジすると、目標と期限ができます。

インプットばかりの学習はなんとなく覚えた気になりますが、実際はすぐに忘れることがほとんどです。

資格試験の問題をとくことでアウトプットでき、効率よく覚えられます。

また、期限がないとダラダラしてしまう人も多いですよね。

肩書ができる・知識を証明できる

ウェブデザイン技能検定に合格すると「ウェブデザイン技能士」を名乗ることができます。

ウェブ業界では意味がないと言われている資格でも、一般のクライアントからは信頼度が増すことがありますよ。

ただし、就職のときは資格よりも実績が見られますので、資格が必要かどうかはよく見極めましょうね。

【ウェブデザイン技能検定は意味ない？】おすすめしない人

就職に役立つ資格が欲しい人

繰り返しになりますが、ウェブ業界は実績重視です。

資格よりもポートフォリオを見れば、実力はすぐにわかります。

とはいえ、未経験からポートフォリオをつくるのってむずかしいですよね。

シーライクスなら独学ではむずかしいポートフォリオの作成をサポートしてもらえます。

講師からフィードバックをもらうことで改善点を把握し、就職に役立つポートフォリオが作れますよ。

すでに十分な実績のある人

ウェブデザイン技能検定は、就職や転職に役に立つ資格ではありません。

このため、もうすでに実務経験のある人は、わざわざ資格をとる必要はありません。

ただし、肩書があることで信頼性がアップすることもありますので、自分にとって必要かどうかよく見極めましょう。

【ウェブデザイン技能検定は意味ない？】おすすめな人

ウェブデザイン技能検定が優遇される職場で働いている人

職場によっては、ウェブデザイン技能検定をとると資格手当や合格一時金がもらえることがあります。

こういった職場ではたらいている人は、ウェブデザイン技能検定を積極的とりたいですね。

ウェブ業界で働きたい学生

転職のときは経験が重視されますが、新卒の採用時には未経験が一般的です。

ウェブデザイン技能検定をもっていると、最低限の知識があると証明できるので、就職に有利にはたらくことがあります。

3級なら受験資格がなく誰でも受けられるので、まずは3級を目指しましょう。

とはいえ、ウェブ業界は資格よりもポートフォリオ重視です。

ウェブデザイン学習中で目標が欲しい人

ウェブデザイン技能検定を目標にすることで、効率的・計画的に学習できます。

期限と目標があると、ダラダラとはしていられません。

また、体系的に学べるので、今までバラバラに学んできた知識がつながり、より理解が深まります。

【ウェブデザイン技能検定は意味ない？】試験概要

試験日程

試験日	等級	試験予定会場
2023年5月28日㈰	2級 3級	2級：東京、愛知、大阪、福岡 3級： 北海道、東京、愛知、大阪、福岡
2023年8月27日㈰	2級 3級	2級： 宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡 3級： 北海道、宮城、埼玉、東京、神奈川、石川、愛知、大阪、岡山、福岡
2023年11月26日㈰	1級学科 2級 3級	1級学科： 東京、大阪 2級： 北海道、宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡、沖縄 3級： 北海道、宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、岡山、福岡、鹿児島、沖縄
2024年2月18日㈰	1級実技 2級 3級	1級実技： 東京、大阪 2級： 宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡、沖縄 3級： 宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、岡山、広島、福岡、沖縄

出題形式・合格基準点

	出題形式	合格基準点
学科	マーク方式	70点以上（100点満点）
実技	課題選択方式	70点以上（100点満点） ただし、試験要項に示す各作業分類において配点の60％以上の得点を得ること

試験時間

1級	学科90分　実技180分　ペーパー実技60分
2級	学科60分　実技120分
3級	学科45分　実技60分

受験手数料

	学科	実技
1級	8,000円	25,000円
2級	7,000円	16,000円
3級	6,000円	8,000円

合格率

合格率は年度や開催回により変動がありますが、つぎの通りです。

• 3 級 60-70％
• 2 級 30-40％
• 1 級 10-20％

【ウェブデザイン技能検定は意味ない？】勉強方法

ウェブデザイン技能検定は、過去問が繰り返し出題されています。

公式サイトに練習問題と過去問（過去3回分）があるので活用しましょう。

学科も実技もどちらも対策できますよ。

実技の素材も、公式サイトからダウンロードできます。

テキストは、ウェブデザイン技能検定3級ガイドブック

kindleunlimited対象のウェブデザイン技能検定3級テキストブックでもOKです。

kindleunlimitedにまだ登録したことがない人は30日間無料で体験できますよ。

過去問題集も市販されています。

練習問題と3回分の過去問を解きおわって不安な人は、ウェブデザイン技能検定3級過去問題集もチャレンジしてみましょう。

【ウェブデザイン技能検定は意味ない？】未経験ならスクールがおすすめ

初心者でもスキルが身につく

ウェブデザインスクールでは、初心者でも必要なスキルが身につくように学習プログラムが組まれています。

独学で何から手をつけていいのかわからなくても、スクールなら安心して効率よくスキルアップできます。

ポートフォリオが作れる

ウェブデザインスクールでは、独学ではむずかしいポートフォリオの作成をサポートしてもらえます。

また、講師からフィードバックをもらうことで、改善点を把握し、よりよいポートフォリオが作れます。

このため、スクールを活用すれば未経験からでも就職で評価される実績をつくることができますよ。

【ウェブデザイン技能検定は意味ない？】よくある質問

シーライクスなら独学ではむずかしいポートフォリオの作成をサポートしてもらえます。

講師からフィードバックをもらうことで、改善点を把握し、就職に役立つポートフォリオが作れますよ。

【ウェブデザイン技能検定は意味ない？】まとめ

ウェブデザイン技能検定が意味ないと言われる理由はつぎの３つ

ただし、メリットもあります。

おすすめできるのはこんな人です。

反対に、おすすめできないのはつぎのような人です。

ウェブ業界は実績重視です。

資格をとっても、就職に有利なることはほとんどありません。